(2020年6月26日 / TVAC )
ゆめ応援ファンド2020年度特別助成 ~新型コロナウイルスにより活動に影響を受けたボランティアグループ・市民活動団体向け~ 助成決定について
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ボランティア・市民活動総合基金ゆめ応援ファンド2020年度特別助成 (新型コロナウイルスにより活動に影響を受けたボランティアグループ・市民活動団体向け) については、合計217件の申請があり、選考の結果、75団体への助成を決定しました。活動や会合が厳しい状況の中、短期間の募集期間にもかかわらず、たくさんの団体よりご応募をいただき、ありがとうございました。
今回は多様な市民を対象にした居場所や、子育て支援、子ども食堂や無料学習塾など「子ども」を対象に支援を行う活動、様々な当事者・セルフヘルプの活動、地域のつながりづくりや環境の活動、多文化共生など、多様な取り組みを行っているボランティアグループ・市民活動団体から申請がありました。
今回の特別助成の実施については、事前にTVACに寄せられたご相談やアンケート結果等から、団体の運営基盤の維持・強化に係る費用の必要性がうかがわれました。実際の申請内容からは、それぞれの団体が新型コロナウィルス感染拡大の影響により、活動を続けていく上で非常に逼迫した状況にあることがわかりました。活動休止を余儀なくされた団体や、中にはリモートなど活動のやり方を工夫し、新たな取り組みにつなげるチャンスとしているところもありました。こうした苦しい中でも工夫して活動を継続・展開されていることにTVACとしても勇気づけられました。
選考においては、新型コロナウィルスの感染拡大により、事業や運営に支障をきたしたり、活動の継続や活動の再開に向けた準備、また新たに生じたり増加した課題に対する活動の展開を図ろうとしている各団体の申請内容について、緊急度や必要性などの観点から優先度を考え、下記のとおり75団体に総額6,043,000円の助成を決定いたしました。
今回申請をいただいた内容を参考としながら、東京ボランティア・市民活動センターでは引き続き、相談、情報提供・発信をはじめ、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けたボランティアグループ・市民活動団体に対しての支援を、市民・企業・地域のボランティア・市民活動センターのみなさんとご一緒に継続していきます。よろしくお願い致します。