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(2021年8月31日 / 『ネットワーク』編集部 )
ネットワーク
情報誌『ネットワーク』373号
特集「若者に寄り添う市民活動2 「ヤングケアラー」を考える」が出ました。
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ここ数年“ヤングケアラー”の存在が社会的にも注目されています。ヤングケアラーを含むケアラーへの支援については、条例を制定するような自治体の動きもでてきました。ヤングケアラーについては、ケアが家庭内で行われているため、周囲からは気づかれにくく、むしろ「家族」としてケアを担うことを期待されている場合があることや、社会資源・公的サービスなどを利用できることを知らないまま、孤立を深めたり、進学や就職など人生に関わる選択を躊躇したり、あきらめてしまう人がいるといった状況も指摘されています。また、ケアを必要とする人の理由や、そのくらしは多様であり、そのケアを担っているヤングケアラーの実態も様々だといえます。
前号に引き続き今号では、「若者に寄り添う市民活動」という観点から、活動の中でこの問題にかかわりを持つようになった団体や当事者のお話を伺い、今、様々な場面で、ヤングケアラーがどのような状況に置かれ、どのような課題があるのか、これからの求められる社会の在り方についてあらためて考えます。
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