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(2022年5月10日 / 『ネットワーク』編集部 )
ネットワーク
情報誌『ネットワーク』377号
特集「シェアの文化が生まれる」が出ました。
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モノを専有しない、新品を買わない、「シェア」の動きが盛んである。
さまざまな時代の変化が背景に指摘されているが、情報共有を格段に容易にしたスマホの普及とともに、「激化する気候変動やマイクロプラスチック問題に応じた環境問題への意識」「先の見えない経済の中で貧困化が進むともいわれる、人びとの“節約”意識」という2つの「意識の高まり」を、市民側の大きな要因として見ることができるだろう。
シェアエコノミーといった言葉に見られるように、こうした動きは経済の枠組みでとらえられることが多く、実際に企業側から発信されたサービスを耳にすることも多い。しかし、「環境への配慮」や「経済的な支え合い」から発した変化が人びとの間にあるならば、またそこから新たな仕組みや文化が生まれつつあるのだとすれば、それはほかでもなく、市民による社会創造の営みでもあり、市民活動が最も得意としてきた現場でもあるのではないだろうか。
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