2016年度実施プロジェクト
社員ボランティアが、そのビジネススキルや経験、ネットワークを活かして、非営利団体を支援する活動を推進するためのモデル・プログラムを企画・実践しています。
障がいのある人たちが作ったお菓子の販売拡大
- 協力企業:サントリー労働組合SWH支部
- 協力団体:社会福祉法人 花水木の会 「かすたねっと」
- 実施時期:2016年8月~2017年4月
- 実施内容:
STEP① 買う知るボランティア「企業内でのハートフル販売会」&ミニセミナーの実施
知的障害のある人たちが焼いた美味しい焼き菓子をランチタイムとアフターファイブに会社の中で販売。また、夕方の時間帯には、障害のある人たちと一緒にお菓子作りをするボランティアや、発達障害の子どもたちにPCを使った学習を支援するボランティアを紹介しました。
STEP② 現地でのボランティア体験
5名の社員ボランティアが練馬区にある「かすたねっと」でお菓子づくりのお手伝い。知的障害のある人たちに教えてもらいながら、なんとか達成。その経験とスタッフの方からのヒヤリングをもとに、お菓子の販売拡大戦略を考えることに・・・・。
STEP③ プロボノとして改善策の提案
企業内販売会マニュアルを作成し、東京ボランティア・市民活動センターを通して、他の企業や団体に紹介しています。また、焼き菓子と「福餃子」が食べられるお店の外観コンセプトについても、社員のヒヤリングをベースに提案しました。4月にはお店が改装される予定です!
お菓子づくりのお手伝い
ボランティアをして働きがいを高める
- 協力企業:MS&ADシステムズ(株)開発第三本部
- 協力団体:認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・東京
- 実施時期:2016年8月~現在進行中
- 実施内容:
STEP① 「夏の体験ボランティア」への参加
働きがいを高めることに取り組む委員会のメンバーが、みんなでボランティアに参加してみよう!ということになり、東京ボランティア・市民活動センターが毎年夏に実施している「夏の体験ボランティア」の中から、知的障害のある人たちのスポーツ・ボランティアの活動に参加。手ごたえを感じて、他の社員へもボランティアへの参加を呼びかけようということに・・・。
STEP② 社内でボランティア・セミナーを開催
ボランティアへの理解を深め、スペシャルオリンピックス日本・東京(SON・東京)の活動を知ってもらうために、平日の夜に会社でセミナーを開催。参加した社員たちとSONTのスタッフとが一緒に、どのようなボランティアなら参加したいかを話し合いました。参加者のアンケート結果からも、社員の人たちがボランティアに関心をもち、参加したいと考えていることがわかりました。現在、この結果を踏まえ、SON・東京と具体的な活動計画を作成中です。
ボランティア・セミナーの様子
英語を活かして日本を紹介する教材を作成
- 協力企業:株式会社日立ハイテクノロジーズ
- 協力団体:認定NPO法人 ESAアジア教育支援の会
- 実施日時:2017年3月9日(木)18:00~19:30
- 実施会場:株式会社日立ハイテクノロジーズ 会議室
- 実施内容:「ESAアジア教育支援の会(ESA)」は、バングラデシュやインドの貧困地域において、教育支援活動を行っています。今回は、平日の夜に会社の中で実施。英語が得意だという社員のボランティアが集まり、ESAの活動について話を聞いた後、現地の子どもたちが日本について学ぶ教材PPTを作成し、プレゼントしました。
今回依頼されたテーマは日本の四季、建物、習慣、行事、生活、子どもたちの様子等。各チームで何をどう英語で説明するかを考えますが、あらためて考えるとなかなか難しいものです。社員の人たちにとっても日本のことを見直すよい機会となったようです。
海外の子どもたちのための教材づくり