買ってボランティア・社会貢献
寄付や募金と似ていますが、「物を買う」という日常生活の中で出来る社会貢献や団体への応援もいくつかあります。
私たちが普段何気なく買っているものの中には、手間をかけ、一つ一つ心を込めて大切に作られた魅力的なものがたくさんあります。
そういった商品の魅力や、商品に込められた生産者の想い、私たちのもとにたどり着くまでの背景や成り立ちを知り、嗜好品や日用品の一部など、よく買うものを下記の商品に切り替えることで、気軽に継続的な社会貢献ができます。
TVACではこのような活動を「買ってボランティア」と呼んでいます。
(1)ボランティア・市民活動団体や社会福祉施設が作っているものを買う
商品を製作した各団体の運営費用や施設で働いている人や商品の製作にかかわった人たちの収入につながります。
TVACでは、『ふれあい満点市場』にて団体さんからのステキな商品を委託販売しています。
TVACにお越しになられた際には、是非一度足を止めて、気に入ったらお買い求めください。
ボラ市民ウェブやネットワークでは、『ふれあい満点市場』で取り扱っている商品以外にも、様々な団体の商品を取り上げています。
- 「寄付、募金、購入」募集の情報はこちら
- 情報誌「ネットワーク」についてはこちら(各号の『いいものみぃ~つけた!』をご覧ください。)
また、東京都社会福祉協議会知的発達障害部会ではインスタグラムで各施設の製作品を紹介しています。
- Session!TOKYO(インスタグラム版)
※例年11月頃に販売会も開催されます。
参考 2021年度開催分はこちら
(2)生産から流通、そして消費まで、環境、社会、人権に配慮された商品を買う
コーヒー、紅茶、カカオ、バナナ、コットン等の産地の多くが開発途上国で、過去に植民地支配を受けていた地域も多くあります。そこでは安く大量に製品を作るために、労働者に適正な賃金が払われていなかったり、過剰な農薬使用による環境汚染問題が発生していたり、児童労働が行われていたり、他にも様々な問題が現在でも発生しています。
例えば国際フェアトレード認証付きの商品を買うことで、そういった労働者の賃金確保や環境問題・人権問題の改善に協力できます。
国際フェアトレード認証の他にも、生産~流通~消費を一定の基準で審査し、評価している取組みは多くあります。
(3)寄付つき商品を買う
商品を購入することで、売り上げの一部が特定の団体への寄付に繋がる商品というものがあります。
例えば
- クッキー1缶につきアフリカの子どもたちの食事5食分の寄付
- 対象商品の売り上げの3%を寄付
- 1商品につき20円を寄付
など、様々です。